晴走雨読２

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或る日、何気ないツイートがTLに流れてきました…






『隊長からか…　ん？』







『な、なんだって～！？((((；ﾟДﾟ))))　』



いくら早咲きの河津桜とはいえ、1月下旬の開花は早い！



例年、2月上旬から中・下旬にかけて河津桜は満開を迎えます。

昨年は満開時期が遅く3月中旬までズレ込みましたが今年はその反動か ！？



真偽の程を確かめようとWEBで情報収集するも河津桜祭りのHPでは未だ2013年の開花情報は準備中で情報は入手できず。

こうなったら自身の眼で現地確認をしなければなりません！ （大袈裟だなｗ



とまぁ、こんな感じで週末の目的地が確定しました！( ´ー｀)y-~~



さて、出発を翌日に控えた金曜日。

伊豆方面の天気をチェックしてみると…




Oh～ 天気は良好！



デスがかなり風が強い予報です ((((；ﾟДﾟ))))ｱﾜﾜﾜﾜ…



風速が10mを超えると大きなテントは風にかなり揺さぶられます。

小さなテントなら耐えられるかもしれませんが、ガイライン全てを活用してしっかり固定しないと落ち着いて就寝できません。



ということで今回もここ最近地位を回復しつつあるKIVAを持ち出すことにします。

おそらく15m程度の強風は余裕で耐えられるでしょう。



そして出発当日。



うっかり寝坊してしまい気が付けば朝の7時過ぎ。

5時起き→7時出発を予定していましたので大幅な予定変更です。



AM 8:40

とりあえずDAKARへの積載完了！



この時点で「河津七滝オートキャンプ場」にしようか「南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場」にしようか迷ってます。

本命は「夕日ヶ丘」ですが、断崖絶壁のキャンプサイトは強風というか突風を遮るものが無く、かなり難しいキャンプになりそう…

「河津七滝」は渓谷にあり突風が直接影響する事はなさそう…



普通だったら迷わず「河津七滝」を選択するところですが迷ってる時点で…　　　ですな… ( ´ー｀)y-~~

完全に出遅れましたので朝飯を食べたりシャワーを浴びたりとノンビリ準備を進めます。



そして出発直前の渋滞状況のチェック！




夏場は7時を過ぎると渋滞が発生する東名高速ですが、この時期は10時頃でも渋滞は発生せず…



これなら余裕で関東脱出できそうです♪



AM 10:00

目的地が決まらぬままとりあえず自宅を出発！



高速を走りながら目的地を決めることにしました。



AM 10:27

東名高速道路 川崎I.Cを通過。




寒波の影響で気温が低く、走行中の体感気温は氷点下。



ですが、太陽が出ているとそれだけでポカポカと気持ちいいんですよね。



いつも渋滞する町田I.Cや厚木I.C付近も交通量は多いもののペースは80～110km/hペースで快調♪



ですが寒さで鼻水が止まりませぬ。



AM 11:12

足柄SAに到着して小休憩。



この寒さにもかかわらず、結構バイクが停まってました。




ここから富士山を確認するも北風に巻き上げられた雪に覆われて全く見えません。



ま！今週末は富士山を見るのが目的ではありませんので問題なし！



トイレを済ませて先に進むことにします！




御殿場Jctに差し掛かり、今日は旧東名へ。



AM 11:55

東名高速道 沼津I.Cを通過。



無料開放中の伊豆縦貫道へ。



その後は一般道のR414を淡々と南下して…



PM 0:52

薪ストーブの燃料を調達するため、CAINZ HOME（修善寺）に立ち寄り。




無事にお目当てのオガライト（15kg）を購入！



そしてDAKARに積載！



だんだん男前になって来ました。




シートバックの上に括りつけた15kgのオガライトにブレーキの度にドツカレつつR414をさらに南下。



電光掲示板に路面凍結注意の情報が！((((；ﾟДﾟ))))ﾋｲｲｲｲ…



おそらくこの場所で気温1～2度程度。　峠付近はおそらく氷点下です。



寒さも厳しいですが、路面状況を確認しながらの走行が続きます。




R136に折れ土肥峠を越えて西伊豆・敦賀湾方面へ。



心配した路面の凍結箇所はなく無事に峠を越えましたが、海岸線に出てからは強風でDAKARのハンドルが取られる！



そして、断崖絶壁では砕けた波飛沫が崖を駆け登って行くほどの突風！！



重量を増したDAKARでここまで怖いと感じたことはありませんでした。



去年の【I計画】の帰りに高速移動中に受けた突風（横風）を超えてます！ Σ(ﾟ∀ﾟﾉ;)ﾉｷｬｰ



PM 2:11

お昼を食べるのを忘れてましたので、ツーリングマップルでルート上に掲載されている安良里 宝市場へ。



お土産屋さんに併設された食堂ですが、この風のせいか観光客はゼロで鄙びた感じ…



まぁ、落ち着いて食事ができますのでいいのですがね。




お店の名前はちゃちゃら亭。



お店の方が気を使ってくれて赤外線ヒーターを持ってきてくれました。



こういう小さな気遣いがありがたいですね♪




注文したのはマグロカマ煮御膳（1,700円）。




小鉢がたくさんあって見た目も華やか。



西伊豆の海岸線ですからお刺身の鮮度は保証されてます♪



マグロのカマは写真とちょっと違ってグロテスクですけれど、ボリュームがあり味付けもシツコクなくてとても美味し～♪



お腹一杯になりました。



ごちそうさまでした！



PM 3:30

続いてお酒と食材の買い出しでMaxValu（松崎店）に立ち寄り。



この先は小さな漁港の商店以外に大したスーパーもありませんのでここで調達を済ませます。



PM 4:21

強風にDAKARをふらふらさせつつ、南伊豆 夕日ヶ丘キャンプ場に無事到着。 結局、ここにしました。



さすがにこの強風ですので他のキャンパーさんは居ません。

今年最初のソロキャンプは完ソロ決定です



予約せずに飛び込みで来ましたので管理人さんは不在。

電話をしたら2時間後くらいに来るので適当に張っておいてとの嬉しいお言葉！



夕陽ショーが始まる前にKIVAの設営を済ませておくことにします。




定位置であるAサイトの右側奥にKIVAの設営完了！



薪ストーブをステンレステーブルの上に配置するスタイルで室内設定。

すると幕外に大きくせり出した煙突が強風に煽られ、その影響で幕内の薪ストーブがテーブルから落下！Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉ

しばし考えて、煙突を一節減らし薪ストーブ本体は地べたにセットする事にしました。



ここは砂地サイトですので地面が自然発火という恐ろしい目には合わないでしょう。




設営が終わるころに夕陽タイムスタート。



ですがちょうど洋上に雲が出てしまい、雲の隙間から紅く焼けた夕陽が見れたのはほんの10分程度でした。




寒風と寒さでテントの外で待っていることは不可能ですので、一旦幕内に引きこもり次のチャンスを待ちます。




日が沈む直前に水平線付近の雲が奇跡的に取れ、チョットだけ日没が見えました




自然が相手ですからこれで十分！



ちょっとでも夕陽が見えたことに感謝！




さて、今回の黄昏ソロキャンプの目的が達成できました。

ここからは幕内に閉じこもり「地球ラジオ」を聴きながら薪ストーブ弄りを楽しむことにします。



キャンプ場で「地球ラジオ」を聴くのはホントに久しぶり。

世界各地に住んでいる日本人から、現地の驚くような文化や風習の話を聞けるのはホントに楽しい。




夕飯はお湯を入れて5分温めるだけのモツ煮とチルト餃子。



薪ストーブに乗っけておけばジンワリと火が通り、いつの間にか出来上がってます。



フライパンの焼き料理でも、しっかり焦げ目が付くほど火力は強いのです。




ここ最近薪ストーブの火力が弱く先日の【煙突オフ】では旧Ken-Gに劣る程パフォーマンスが落ちてました。



自宅でせっせと煙突掃除をやったおかげで今回はかなりいい勢いで燃えてくれています。




Google Latitudeを確認すると、今週末は伊豆方面に結構大勢のキャンツー仲間が押し寄せているみたいですね。



たむさんは「河津七滝」でこちらも完ソロ中とのこと。ｲｲﾅｰ

Borisさんは強風の丘の上で修行中？野営中？

まったり～だ～さん、ratさんはワンゲルハウスで自堕落な生活中ｗ

みにゃーさんはCycle:ya のTipiで焚火三昧らしい。ｺｯﾁﾓｲｲﾅｰ



レッド隊長はこの寒空の下で寒中水泳？((((；ﾟДﾟ))))



バンガローだったりTipiで焚き火三昧だったり、ソロ＆突風テント泊だったりと思い思いに週末を過ごされている様子。

もはや関東のキャンツーライダーにオフシーズンは無くなったと言っても過言ではないでしょう。




幕内が暑くて涼みに外に出ると、今宵は満月。



月明かりにDAKARが照らし出されていました。




風が強くテントが揺さぶられるため、ピンボケ。



ですが、空の雲は強風に吹き飛ばされて満天の星空が！

いいソロキャンのスタートになりましたね♪



しかし、この日は強風というより突風と呼ぶのがふさわしいほど。

崖を猛烈な勢いで駆け登ってくる風によって気圧差が生じ、KIVAが上に引っ張られる様な現象が数回発生！Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ

直前にゴォォォ…という音が聞こえますので、それを合図にモノポールを両手で押さえるだけの簡単なお仕事をｗｗ



横風には強いモノポールテントですが、今回の様な引っこ抜くような風には肝を冷やしました。




月は山側から昇ってきてますので、海原が月明かりに照らされるのは午前2時過ぎかな？



ツイッターでGinoさんも「日付が変わってから月明かりに照らされる海原を見るべし！」的なツイートが…



AM 0:35

日付が変わる頃、ようやく風が収まってきました。



月はちょうど真上にあります。

もう少し起きていようかと思いましたが、薪ストーブの燃料のオガライトもあと6本程…

明日朝用に5本は残しておきたいところですので残りは1本か…



このまま午前2時過ぎまで起きているのは無理そうです。

2時間後くらいに起きられるように最後のビールを飲み干してトイレに行かずに就寝。(-_-)zzz



■本日のルート

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