晴走雨読２

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4月中旬の九州ロングツーリングから先週末の吹上高原キャンプミーティングまで長いヂゴクのロンツーロードが続きました。

しかし今週からしばらくの間イベントもなく平和な週末を迎えることができそう。

これで普通の（キャンツー）生活に戻ります。



2ヶ月間で長距離成分は十分すぎるほど摂取しましたので、梅雨明けまで暫くは近場のキャンプ場で。



というわけで、、、



AM 4:30 起床！

やっぱり早朝、目が覚めるのが早い。

年寄り並みの早起きですが、ここ最近の週末がそんな感じだったので習慣になってしまった様です。



AM 5:30

DAKARへのパッキング完了。

すでに辺りは明るくなっており、ちょっと出遅れた感じになっていますが気のせいです。




先週末の吹上高原　旅人・キャンプミーティングで入手したHOKKAIDERキーホルダーを早速使用します。

革製品ということでミンク油を馴染ませたら、色合いに深みが増しましたね。

これから使い倒してまっ茶色になるようにがんばろうと思います。

（1年後に比較してみよう…）



AM 6:45

さて、準備も整いましたのでのんびりと自宅を出発。

梅雨の中休みで雨雲の接近に追い立てられる心配もありません。



AM 8:05

外環自動車道 和光I.Cから高速へ。

川口Jctから東北道に向かいます。



すでに6月後半ですが早朝の空気はひんやりと冷たく100km/h程度で走っていてもちょっと寒いくらい。

自宅からフリースを着込んで出発したのは正解でした。



AM 8:17

東北自動車道 浦和料金所を通過。



途中、館林付近で2～3kmの渋滞が発生していたようですが、まったく気が付くことなく通過。

梅雨の晴れ間で下りの観光渋滞を心配していましたが杞憂に終わったようです。



AM 9:21

上河内SAで休憩。



ここに到着する直前、Google Latitudeでチェックすると大谷PAに目的地を決めかねている人が休憩していたようです。（謎）

私が大谷PAに差し掛かる直前で日光方面に向かわれたので、会うことは出ませんでしたが…

目的地が未定ですのでこの後の行動は読めません。




SAの駐輪場には思ったよりバイクいました。



この時期はキャンツー仕様のバイクはいませんでしたね。

7月にはいると北海道の行き帰り途中の荷物満載ツーリングキャンパーに会うことが増えます。




さて、ここで朝食をとることにします。

向かった先は、宇都宮餃子　豚嘻嘻（とんきっき）



朝ですのでここは軽くシングル餃子定食（550円）を選択。

何の変哲もない餃子ですが、美味しくいただきました。



AM 10:27

さて、SAを出発して目的の白河I.Cを通過。

ここから下道移動になります。




R289を下郷方面へ。



ここは昨年11月に東北キャンプの締め括りでシルクバレーキャンプ場に向かうときに利用して以来です。

北海道を思わせる深い森林地帯を走るルートでとても好きなコースです。

ここから南会津に入ると自然豊かな田園風景が広がるのでちょっとわくわくしてきます。




今日の奥会津は初夏の暖かさ。日差しが降り注ぐ場所では少し暑いくらいです。

緑のアーチが目にも鮮やかに飛び込んできます！

梅雨明けと本格的な夏がもうすぐそこまで来ていることを感じさせてくれます。




地元のカブ軍団でしょうか。楽しそうにパタパタと走り去っていきました。

流れる風景は移動方法で大きく違います。

時間に余裕のある長期ツーリングの時はゆっくりと小排気量バイクでの移動が深く思い出に残るでしょうね。




さて、涼しい奥会津にむけて甲子トンネルを通過。




トンネルを抜けると以前は通過してしまった道の駅 下郷が。



今回はちょっと立ち寄って地元の特産品や木工芸品を物色。

会津地鶏丼が気になりましたが、SAで食事を済ませてしまったため次回に持ち越しです。




再び出発してR121（会津街道）を田島方面へ。




おっと、ここで目的地が未定な方とすれ違いました。

この後、喜多方でも寄っていくのかなと思ったら、白河I.Cからそのまま帰宅されてましたね。

ホントに行動が読めません。



AM 11:42

さて、南会津には大きなスーパーやホームセンターがありませんので、キャンプする場合の買出しはここ田島で済ませておくのがお奨めです。

いつものコメリホームセンターで木炭を購入。




そしてすぐそばのヨークベニマルでは食材とお酒を調達。




WILD-1でもらったエコバックに食材を入れて、無料の保冷用氷も調達。




もはや玄人の領域。 キッチリとクーラーボックスにパッキング完了。

これで、奥只見程度の距離ならビールもナマ物も余裕で保冷できます。




R289を西進。

道の両脇は田園風景。交通量も少なくツーリングには最適のコースです。




内陸に向けて標高が上がるにつれ涼しい風が吹いてきます。

初夏の緑が鮮やか♪ 田植え直後の田んぼが目立ちますね。




DAKARに給油。

　日時：6月23日 12:57
　距離：291.8km
　給油：11.86L
　単価：145円
　燃費：24.60km/L



半分以上を高速移動してきましたが、燃費はマズマズです。




そして、R401を桧枝岐に向かって南下。

伊南川沿いは昨年7月の豪雨水害の復旧のため、至る所で護岸工事をしています。



PM 1:33

桧枝岐に入るとちょうどお昼の時間でした。

どこのお店に入るか考えましたがやっぱり開山へ。 この地方の名物である裁ちそばをいただくことにします。




毎年1回は通ってますが、つるつるとのど越しも良く今回も大変美味しくいただきました。




さて、R352（樹海ロード）も御池ロッジ手前になると道幅も狭くなり、道の両脇の緑も更に深くなります。




走っていて…




疲れも吹き飛ぶ♪




河から離れているこのあたりは水害の爪痕は見かけませんでしたが、御池手前にあった筈の深い森に囲まれた白樺の森がなくなってました…



そこで、写真撮影しようと思っていたのですが…　これも水害の影響でしょうか。



PM 2:25

御池ロッジに到着しました。

標高が高いのか空が青い。



尾瀬に向かうにはここから定期バスで移動する必要があります。

ハイカーが疎らにいるだけで、思ったより空いてますね。やはり震災・水害の影響？




さて、6/1に長い冬季通行止めが解除されたこの先へ進みます。




1.5車線の道が続く。




間もなく大規模な復旧工事の現場に。




橋が流されたのでしょうか、仮設橋が設置されていました。




ここから先は只見川に沿ったルートで工事箇所がとても多い。




あれ？ いつの間にか新潟県に入っていたみたい… たしか、新潟・福島の県境には緑に包まれた鮮やかな金泉橋があった筈…



あの橋は？　えﾞ～？ も、もしかして…




信じたくありませんが、引き返さず先に進みます。




只見川から離れると以前のままの緑の1.5車線道路。




ですが只見川沿いはほぼ全区間で工事中。




至る所でがけ崩れの痕跡が。 こちらはまだ手付かずの様子。




この繰り返し。。。。




心が痛みます。




「荒い越し」と呼ばれる沢の部分は以前まで道路に川がながれていましたが、今は道路手前側が侵食され、大部分の水がコンクリートのしたを流れていましたね。




先程の仮設橋から先の只見湖側は道路が大きくえぐられている場所が多数ありました。




あれ？

通行止め。




ここから先は只見湖の湖畔を通るクネクネ道路ですがまだ通れない様です。



事前の調査では桧枝岐から銀山平まで行けそうな感じだったのですが完全に調査ミス。

仕方がないので引き返します。




仮設橋の場所まで戻りDAKARを停車。

おそらくここが金泉橋のあった場所でしょう。




元の道の先には橋があったのですが、手前の新潟側は台座もなくなっています。

工事現場の仮設事務所の傍らには県境の看板が掛けられていたであろう鉄柱の残骸が。。。




このように新潟側は大きくえぐられています。

こちら側が大きく侵食されて橋が流されてしまったのでしょう…




こちらは2009年9月に金泉橋で撮った写真。




深い樹海の森に朱色の橋が鮮やかだったのですが…




いまは青い無骨な橋。 当時の面影はまったくありませんね。




記憶が定かではありませんが、この付近の河幅が広くなってる気がします。

新潟側の河岸は大きくえぐられて橋の台座であるコンクリートも根こそぎなくなっています。

福島側のコンクリートの台座は残っていましたが、ちょうど重機で解体工事中でした。



金泉橋が元の形で復元される日を願うばかりです。




ショックを受けつつ来た道を引き返す。



PM 4:43

通行止めで当初予定していたキャンプ場はあきらめざるを得ず、只見町青少年旅行村・いこいの森キャンプ場に変更。

管理棟が真新しくなってましたね。

利用料（700円）を支払ってキャンプサイトへ。




到着直後、先ずは蚊取り線香に火をつけて設営開始。




そして、設営完了。




愛機・DAKARのそばで一息。そしてプシュ！




惣菜をつまみながら今日一日の出来事を思い起こし、そして渡道の計画へ。



DAKARとは今年渡ると通算5回目の渡道になります。

今年も渡れるかな… 全力を尽くします。




少しずつ陽が暮れてきました。




少し気温が下がってきましたので焚火台に火を。




夕食は簡単にスープワンタンで。




完全に陽が沈んでからは篝火にも火を入れます。

ゆらゆらとした明かりがとてもいい雰囲気です。




今日は久々のソロキャンプ。




篝火の炎を眺めながら焚き火の火を弄り、ヒトリだけの贅沢な時間を過ごしました。



■本日のルート

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