晴走雨読２

_
_





















↓をクリック！

2012年夏の北海道キャンプツーリングの2日目。



AM 5:30



「ポツッポツッ…」



屋根に当たる雨音で目が覚めた！

想定外の雨が降っている様子…




眠い目をこすりつつ外に出るとやっぱりぱらぱらと雨。

昨晩宿に到着後、ジャケットをDAKARのシート上に被せて置いたままにしてしまったので、シットリと湿ってしまいました…

充電機器関連は完全防水のタンクバックで守られてました。 とりあえず一安心。




支笏湖の方を眺めると湖面は鏡のように穏やか。 ですが対岸の恵庭山には低い雲が…

天気予報外れちゃったのかな…




ウェザーニュースで雨雲チェックするも付近に雨雲はほとんどなし。

あらま。。 雨降ってるのこの付近だけみたいですね。



早朝6時頃から次の目的地に向けて出発するライダーもいれば、連泊予定で雨がやむまで待っているライダーも。

もう少し待ては雨も上がるかなと思い9時過ぎの出発と考えていました。

ですが次々と出撃していくライダーに刺激を受けて私も出発の準備を進めます。



AM 7:45

シュラフをパッキングしなおして出発準備完了。


周りのライダーに挨拶を済ませて出発する間際、記念写真を撮ろうということでパチリ！

いい記念になりました！！



樽前荘は居心地もいいし利用している方も清々しい旅系ライダーで気分良く利用できました。

ということでチョットだけ後ろ髪を惹かれつつ樽前荘を出発。



皆さん、またどこかでお逢いしましょう！




さて、樽前荘を出発してR276（支笏国道）を西進。 最初の目的は積丹のうに丼です！



出発時には雨が上がってましたが、その後美笛峠を越えた先くらいまでは再びシトシト、パラパラ…

雨合羽を着るほどの雨脚ではないのですが、少し走れば晴れるだろうと予想してそのまま走り続けます。




喜茂別手前で峠を下るあたりから雲が切れてきて、その先に青空がチラリ

肌寒かったのですが日が差してくるとぽわ～っと暖かくなってきたよ～♪




さらに進むと正面に羊蹄山が！ デカい！！




山頂は雲にかかっているが雲は風に流されていてタイミングが良ければ山頂が見えるかも。

羊蹄山を左手にチラチラと見ながら山頂の雲が晴れるのをチェック。




そろそろ見えるかも…　という予感で国道からそれた農道にDAKARの舵を切り、見晴らしのいい場所で山頂が見えたー！

20分ほど雄大な羊蹄山を眺めながらボーっとしてましたね。




でも、その後は再び雲の中に隠れてしまいました。

もう一度お顔を拝見したいと少し粘りましたが、雲が広がって行き状況は悪化する一方。



ということで目的地に向けて再出発することにします。

でも、山頂がちゃんと見えたので良かった！




さらに西進すると日本海にでました。

そこから北に針路を向け、R229（雷電国道）を積丹半島方面へ。



途中、泊村の原発の横を通過。



ツーリングキャンプで地方に行くとき、度々原発施設の脇を通ることがあります。

（最近では【B計画】のロケハンで福井を訪れたときに美浜原発の脇を通過しましたね。）



震災まではそれほど気にしてはいませんでしたが、震災での事故以降はとても気になります。

脇を通過するとき「今、事故が発生したら…」という怖さも感じました。



どれだけの備えをしていても「想定外」の事象は起こり得るでしょう。

いくら安全の備えをしていると言われても、いくら補助金で日々の生活が豊かになっても…

私は原発のある町には住みたいとは思いませんし、もし原発がやってきたら引っ越すでしょうね。



「もし、自分の日々の生活に原発が絡んで来たら…」



今まで真剣に考えたことはありませんでした。 こういう機会を得られるのもキャンツーの魅力かな。

日本のエネルギー政策の未来を（ぼんやり）考えながらDAKARに鞭を入れます。



AM 10:45

最初の目的地であるなぎさ食堂に到着。

ですが予想通り8月末で今年度のウニ漁は終了したため、自動的に営業も終了！（ｶﾞｯｶﾘ…）



8月31日漁分を9月1日に出してくれるのでは…という甘い考えは見事に打ち砕かれましたね。

食堂の周りには「生うに丼」ののぼりを見かけるのですが、お店が開店時間前だったりして辺りに代わりのお店が見つかりません。




来た道を少し戻って海鮮味処 新生へ。

なぎさ食堂に来る手前でチェックは済ませておいたのですよね～♪ (^_^)v



入店するとお客さんは私ひとり…　（表のバイクのオーナーは見当たらず）

注文でメニューに載っている『生うに丼』と思いましたが、壁の『赤ウニ丼』に惹かれて大奮発です！



5分後、念願の生うに丼。　しかも幻と言われている赤ウニ丼（3,200円）が到着！




Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ





丼自体は小振りですが、高級生うにを味わうには十分でしたね。



口に入れるとあっという間に溶けてしまいまして…

食べ始めたらものの数分で完食してました。



ふぅ…　満足満足




さて、至福の時間をすごした後は県道931を経由して積丹半島を周遊。

通行量も少なく快適なワインディングでした。

天気は曇り空で「積丹ブルー」は拝めず。　来年の宿題とします。




R229（セタカムイライン）～R5を通り、余市と小樽を通過。

小樽通過時は日差しも強くなり気温も高く、本州の夏と変わらない気温でしたね。

R5からR337に折れてR231（石狩国道）を北上。




再び日本海に出て北上を続けます。



PM 2:45

増毛駅に到着。

ここは駅蕎麦でありながら手打ちそばがおいしいという話で立ち寄りました。

ですが残念ながら定休日でしたね。



ここではトイレ休憩だけで先に進みます。

しかし、今年の北海道は噂どおり暑い！ 停まっていると汗が噴出してきます。




増毛の町を出る手前でDAKARに給油。

　日時：9月1日 14:52
　距離：432.9km
　給油：14.98L
　単価：146円
　燃費：28.89km/L


この付近のホクレンで青フラッグを狙ってましたが、ホクレン自体がないため仕方がなくここで給油。

北海道ツーリングもまだ始まったばかり。 フラッグGETの機会はこの後もまだあるでしょう。



PM 3:15

黄金岬キャンプ場に立ち寄り。



ここは日本海に面しており夕陽がきれいなキャンプ場で有名です。 しかも利用料は無料。

テントサイト（砂地のような草地のような…）は駐車場に面しており荷物の搬入は比較的容易です。

今日は天気も上々できれいな夕陽が見られそうですので、一応今晩の幕営地候補としていました。




見渡すと珍しくキャンパーの姿がありません。

代わりに目の前の駐車場には9割方車で埋まっています。



目の前が道路で交通量もそこそこあります。

さらに夕日を見に来る地元民や観光客が頻繁に目の前を歩いている状況です。 （パンダサイト状態ｗｗ）

ということでここでの幕営を考えましたが、諦めて当初の予定通り苫前に向かうことにします。



PM 4:30

とままえ夕陽ヶ丘キャンプ場に到着。



ここも夕陽がきれいに見れる高台に位置するオートキャンプ場です。

隣接する道の駅には温泉もあり、徒歩で5分も歩けば到着できます。



管理棟で利用料（バイク大人１人500円）を支払い、設営場所の説明を受けて設営。

既に設営を終えて宴会中の地元ライダーさん（2人）にご挨拶。




ということで2012年北海道初幕営完了！

地元ライダーさんに温泉＆買出し後に宴会しましょうと約束してまずは温泉へ！




苫前温泉ふわっとでひと汗流す。




セイコマに到着すると夕日ショーが始まりそうなオレンジ色のヒカリが！




ホットシェフで野菜炒めみたいな丼をチョイス。。

100円惣菜を3～4種類チョイス。。

そして、忘れちゃいけないサッポロクラシック（500ml）を6本GET！

急いでキャンプサイトに戻ります！



PM 5:53

なんとか夕陽の時間には間に合いましたが、水平線には斑の雲が…




とりあえず宴会開始です！



サッポロからお越しの地元ライダーさん2人と、私がお風呂に入っている間に到着された大阪のチャリダーさんです。

サッポロクラシックと旅の話で話題は尽きません。



ふと、背後から太陽が顔を出して黄金色の夕陽が見えてきた！！




一瞬の雲の隙間から夕陽がみえたぁ～♪



ということで宴会場から離れ、北海道の夕陽にかんぱーい！




夕日をバックに中年3人と未来ある若者と記念撮影！




日没後はさらに宴会継続～♪



大阪チャリダー君は九州佐多岬から北海道宗谷岬を目指す、さわやかイケメンチャリダー。

ですが、ここまでキャンプ場での宴会は殆どなかったらしい… 最近はそういう雰囲気なのか！？

さらに、チャリダー君がサッポロクラシック未体験？とのことで1本お裾分け。

美味しく頂いてくれたようでワタシもうれしいよ。



バイクにもちょっと興味があるみたいですね。

来年はバイクの免許を持ってもっと北海道を満喫してほしいなぁ



などと、北海道でもしっかりと布教活動をしつつ夜は更けて…

日付が変わる頃に就寝。

涼しくてシュラフに包まるとサイコー♪



やっぱり北海道はサイコーだ！



■本日のルート

大きな地図で見る



↓をクリック！