晴走雨読２

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AM 4:00 目覚ましで起床。

早起きした理由は、オホーツク海から昇る朝日を見るためです。



それにしても、早朝のクッチャロ湖畔は予想以上の低温でした。

温度計で確認していませんが、これは真冬キャンプで味わった空気の感覚でしたね。（体観測）



おそらく、0度前後まで冷え込んだのではないでしょうか…

モンベル＃３では役不足で、夜中は1時間毎に目が覚める状態でしたね～



ということで、シュラフに包まってればイイものを、ありったけの上着・下着を重ね着。

意を決してキャンプ場を出発します。



日の出前の暗い農道を、鹿の飛び出しに怯えつつ目的地へ！



AM 4:50

なんとか日の出に間に合いました。




ここはクローバーの丘。

小高い丘の上にあり、クッチャロ湖を一望できます。



さすが、この時期にこの寒さです。

私のほかに日の出を見物する生き物は、鹿の群れが3～4頭いる程度でした。




刻一刻と表情をかえる朝。



先ほどの鹿の群れでしょうか。　キューン、キューンと泣く声が聞こえてきます。




少しずつ、空がしらみ始めました。　日の出が近い…



AM 5:30

雲の合間から日の出。



水平線は雲に覆われてしまいましたが、なんとか日の出を拝むことができました。

日の出と共に気温がどんどん上がっていくのがわかります。



『太陽ってすごいな～！』って感じる瞬間でもあります。




寒い農道をハナミズ垂らしながらここまで来た甲斐がありました。




眼下のクッチャロ湖の湖面から水蒸気が出てきましたね。



雲海までにはなりませんでしたが、湖面を流れる霧が風に流されて変わる表情に、暫し見入ってしまいました。



AM 6:20

再び、鼻水をたらしながら寒い道を戻り、テント内へ。

暖かいモーニングコーヒーで体を解凍します。



この朝は流石に寒すぎて、Kivaの中で湯を沸かしながらロースターで悴んだ手も温めました。




昨晩、寒すぎて食べそこなった北海道限定のやきそば弁当。

体の中からも暖まりましたね♪




旅の出会いは一期一会。

いい仲間に出会えました。




思い出に残る記念写真。




北海道に魅せられた旅人と過ごす時間は楽しく、私にはとても大切な時間。



いつまでもこの余韻に浸っていたい所ですが、出発の時間は迫ってきます。




湘南のSTELVIOさんはひと足先にキャンプ場を出発。



地元での再会を願い、趣味の名刺をご両名にお渡しさせていただきました。



きっとすぐに再開できますよね？

今度はそんなに寒くないときに、一緒に飲みませんか～



AM 9:00

さてと。。。　そろそろわたしも出発しなければなりません。



天気予報を確認すると、太平洋上でグルグル回っていた台風15号が急遽、北海道に向けて急接近し始めたらしい

しかも、今晩から明日の午前中にかけて道東沖を通過するため、これから向かう道東方面は大荒れ必至です。



20分程ルート検討をしましたが、2011年秋の北海道ツーリングは道東行きをあきらめることに…

呼人浦キャンプ場での夕日ショーを楽しみにしていたのですが、これも来年に持ち越しです。




先ずは道道88号を西進。

空は秋晴れ。　これから台風で荒れ始めるとは想像もつきませんね…



AM 9:50

大規模草地放牧場のレストハウスに到着。

ここでは100円で牛乳が飲み放題なんです！




ジンギスカンと牛乳。




ジンギスカンのお肉は凍っていたけど意外とイケる。

牛乳も搾りたてなのか香り豊かな牛乳で、思わずガブガブ飲んでしまいました。



その後、半日にわたり下っ腹を襲う悲しい顛末はご想像にお任せします…




レストハウスをでると、なんとなく視線を感じる…　と、思ったら、キタキツネがコッチを見てましたね…




まだ、空は青い。




台風が近づいているらしいけど、ホントなのかね？




さらに道道88号を西進。




目指すは、工房　レティエ。



AM 11:10

そして、無事にレティエに到着。




1年振りにバニー（白）と遊ぶ。



それにしても、ビリー（黒）とロディ（茶）の姿が見えませんね。

犬小屋はあるので、散歩中かな？？




店内に入り、食後のラクレットを注文。



目の前で溶けていくチーズをラクレットに乗せてくれます。

見てても楽しいですね。



オーガニックコーヒーの香りも豊か。　年に1度の至福の時間です♪




ありがとうございます。　今年も美味しく頂きました！！




お土産にチーズを選びます。

おススメおのチーズを持って、綺麗なお姉さんのポーズ。




お店を出ると、ロディが帰ってきたみたい。　さっそく1年振りに遊びます。



遠くでバニーが嫉妬してたのでまたまた、遊んでしまいましたね！(^_^)



ところで、ビリーは！？というと、、、

ビリー君はチョイとやんちゃしてしまって、今は謹慎中とのこと…



ビリーは先代ジャックの生まれ変わりじゃないかと思われるほど性格が似ているので、また会いたかったのですがね…

来年の宿題ということで(^_^;)



PM 0:30

豊富温泉のふれあいセンターに到着。

元々、19日に天塩から立ち寄ると予定でしたが、離島にわたる予定と重ってしまい、どうしてもスケジュールが合わなかったのであきらめていたのですが、台風のおかげで再び機会が回ってきました。




センターの建物はこじんまりとしていますが設備は綺麗。



湯船は湯治客用と一般客用にわかれていますが、今回は一般客用に案内されました。

受付に聞くと温泉成分は変わらないのですが、湯治客用はとても混雑しているとか…

でも、後々調べてみると一般用は加水したりフィルターでろ過したりと結構違うみたいですね。



機会があれば無調整の湯治客用に浸かってみたいところです。




さて、内湯の扉をあけると油の匂いがプン…と漂っています。



石油（天然ガス）の試掘中に油と共に温泉が湧き出し、「油風呂」とよばれる特徴的な温泉になりました。

実際、湯船の表面には薄い油の膜が浮かんでいて、結構刺激的なにおいがします。



しばらく浸かっていると匂いには慣れてきます。　これは面白い温泉ですね～♪




温泉から出た後は、休憩室で暫しノンビリ。

湯上り後、当然ですが油臭さはありませんので念のため。




とりあえず、台風を避けるため、そして2日後に美瑛の道楽館に宿泊予定であるため、R40を南下します。



今晩は旭川辺りのRHで台風をやり過ごす計画。

ツーリングマップルをチェックすると、ブンブンハウスとタイムトンネルが目に入りました。



どちらにするか迷いましたが、フィーリングでタイムトンネルをチョイス。

電話を入れると宿泊OKとの事で、とりあえず今晩の宿が確定しました！



PM 2:42

音威子府駅に到着。


常盤軒は定休日でした。　残念。




仕方がないので、お隣の道の駅で音威子府蕎麦をいただきました。

お店の雰囲気も含めて、常盤軒のほうが好みですね。




ここでDAKARにも給油。

　日時：9月21日 17:19
　距離：377.4km
　給油：12.01L
　単価：134円
　燃費：31.42km/L



旭川市街に近づくとすでに日没が近い…

そして、みるみるうちに空が焼けてくる！？



『な…　なんだ！？』




すごい…



夕陽の光が雲に反射して、これまで見たこともないような真っ赤な夕焼け。

こんな夕焼けはこれまでに観たことがありません。

道を行く地元の車も路肩に車を停車して、夕陽に見惚れています。




私は急いでDAKARを見通しのいい農道に飛び込ませて写真を撮影。

この"赤さ"は本州では見ることができませんね…



そして、夕陽ショーは30分程で閉幕。　でも、ココロに残る夕陽を観ることができました。

今年の北海道は夕陽の当たり年ですね。



さて、もうヒト頑張り走って、タイムトンネルに向かいます。




旭川市内では、何度通過しても慣れないロータリー。

今回も危うく轢かれそうになりました。。。



PM 7:20

RH タイムトンネルに到着。

あたりは真っ暗で敷地全体の様子は分かりません。




こちらは600円/泊で宿泊できます。　プラス200円でお風呂を頂くこともできます。



隣はカフェ＆レストランでカレーやドリアなどの食事を頂くことが出来ますね。

周りに買い出しできそうなスーパーやコンビニがありませんので、これは助かります。




同宿のライダーとカフェで食事を摂りました。

ここはハンバーグドリアがおススメらしいので素直にオーダー。




おススメと言われるだけあって、とても美味しくいただきました。

ビールも頂いて心地いい。



その後はコンテナハウスで同宿のライダーと駄弁りタイム♪

テレビで台風情報を確認しつつ就寝。



明日は午後には晴れるらしい…



■本日のルート

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