晴走雨読２

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今年の北海道では密かに『雲海』を狙っていました。


北海道上陸2日目に狙っていたトマムの雲海テラス。

しかし、悪天候で敢えなくフラれ、次に狙っていた道東の美幌峠は到達すらできない有様



そして、旅の終盤…　希望は捨てていません。

山々に囲まれた富良野盆地は雲海が発生する地形になっていますので、コレが最後のチャンスと狙っていました…



**～*～*～*～*～*～*～*～*～**



AM 4:30 起床。

セットしていた目覚ましに起こしてもらい、イソイソとジャケットを着込んで出発の準備をします。

Yoshiさんとまったり～だ～さんは未だ眠りの中の様子…



2人を起こしてはならぬとDAKARをキャンプ場入り口まで押して出発です。

軽量なDAKARですから軽々デス♪




空が白々と明けてきた早朝の道道291を十勝岳頂上に向けて駆け上がります。

出発直後から寒くてグリップヒーターを稼働させますが、、、　ほとんど焼け石に水。




さらに標高を上げると今度は雲の中というか霧の中に飛び込み、ヘルメットがみるみる濡れてきます。



さ、さむい…（鼻水MAX！）



AM 5:25

目的の凌雲閣に到着。　この先に十勝岳の火口がヶあるのですが、真っ白で視界が利きません。

こんな状況ですので当然、雲海など夢のまた夢～

今年はめぐり合わせが悪かったかなぁ～と、あきらめて次の目的に向うことにしました。



AM 5:38

間もなく、吹上露天の湯に到着。

一昨年の北海道ツーリングで「来年こそは！」と思っていた、今なお人気ある無料露天風呂です。



湯船が3つありますが、一番温い湯船でもかなりの熱さ！

それでも、次第に熱さに慣れてきて冷え切った体が芯まで暖かくなりました



地元のオジサンと湯船で駄弁りながら40分程露天風呂を楽しみました。



AM 6:34

同じ道を帰るのはつまらないので道道966を経由して美瑛方面へ。　早朝の白樺並木の快走路を走るのが狙い。



と、その手前の望岳台で小休憩。

相変わらず濃い霧？雲に包まれています。




DAKARを停車して振り返ると、十勝岳の雲がだんだん晴れてきました…



「これは…」



ひょっとして、これは雲海を見る最後のチャンスか！？

凌雲閣へ踵を翻します。



AM 6:52

再び、凌雲閣に到着。



やりました！



周りの山に日差しが遮られ雲はくすんでいますが、風もなくゆったり漂う雲海が目の前に広がっています。




厚い雲に覆われていた十勝岳の火口も、一時的ですが雲が晴れて荒々しい岩肌を晒しています。



寒い中に、朝練に出て正解でした。

クッチャロ湖の極寒朝練のときもそうでしたが、北の大地は何らかの形でライダーにご褒美を与えてくれますね。




でも30分もすると再び雲の中に…

短い時間でしたが満足度は高く、ようやく目的を達成できました。



来年は、トマムの雲海テラスに再挑戦だな～




満足しながら元来た道をキャンプ場へ向かいます。



AM 8:31

キャンプ場に戻っていつもの朝食。

露天風呂で暖まったのに、すっかり体は冷えてしまいました。




徐々に気温が上がってきて、昆虫達も活動を開始した様子。

テントサイトには沢山のトンボが飛び交っていました…



AM 10:15

撤収を終えてオッサン3人で記念撮影。




2人とも再び次の目的地に向けて旅立っていきましたね。



内地に戻ったら報告会を行いましょうネ！



AM 10:45

のんびりとした撤収を終えて私も出発です。

今晩の宿は上富良野ですので、1日使って富良野を観光に走ります。




と、その前にホームセンター ツルヤでトップケースの防水加工を修繕。

上陸直後からゴムが取れていたのですが、サッサと直しておけばよかった…




富良野駅に向かう途中、中富良野のポプラファームで「サンタのヒゲ（1/2カット）」を食す。1,000円也。

以前から気になっていたのですが、なかなかタイミングが合わず素通りしていました。

夕張メロンの時期はとっくに過ぎていますが、美味しいメロンにありつけました。



AM 11:51

富良野駅に到着。

駅の隣にあるインフォメーションセンターで富良野周辺の観光パンフレットをもらった後は…




いつの間にかナビのポイントに登録されていた、魔女のスプーンへ。　おススメの富良野チーズスープカレー（850円）を注文。



ちょうどお昼時だったのですが、お客さんは私だけでちょっと落ち着きませんでしたねぇ。

スープカレーは量が少なかったのですが、アチコチと食べ歩きするなら丁度いい量かも…

おいしいスープカレーを食べたことがないのでコメントできないのですが、近にあるノーマルの唯我独尊のほうが好みかな。




さて、続いての富良野観光は……　定番の「北の国から」ロケ地巡りです。

道道544を麓郷方面へ。



PM 0:48

久々に小野田食堂に立ち寄りますが、人気のお店で席数も少ないため満席。

スープカレーのおかげでお腹はそれほど空いていませんので、先にドラマロケ地に向かいます。




目指すは五郎の石の家。

以前は展望台から遠巻きにしか見ることが出来なかった「五郎の石の家」ですが、2～3年ほど前から有料で石の家に入れるようになりました。




入場料300円払って石の家に向かいます。




真っ直ぐな林道を徒歩で500mほど先に進みます。



途中で熊避け鈴の音をテープに録音してエンドレスで再生しているスピーカーなんかあったり。。。

以前来た時よりハイテク化？されててちょっと騒がしいかな…




石の家に到着。　これは、風力発電の風車だと思います。。

ちゃんと風を捉えて回ってましたね。




石の家の内部を初めて見学。

大切に保存しているのか、スタッフさん4～5人が箒と散り取りを抱えて、細々とゴミを集めていました。




純　　「電気がなかったら暮らせませんよッ」

五郎　「そんなことないですよ」

純　　「夜になったらどうするの！」

五郎　「夜になったら眠るンです」



何気ない会話ですが、いろいろと気付かされる台詞ですね。




見学を終えて休憩。

揚げ芋をいただきます。　ホクホクでアツアツ　ほのかに甘みもあり。　他の揚げ芋より美味しかったかも♪




ふと視線を先に向けると、すぐ傍に小さいながらも菜の花畑が…



表の通りからは建物の陰になっていますので観光客はほとんど居ません。

揚げ芋を頬張りながら散策。　静かに過ごせましたね。




小野田食堂に戻る途中、富良野オルゴールに立ち寄り。



店内は所狭しとオルゴールが陳列されています。

「北の国から」のコーナーでは、手回しのオルゴールがたくさん置いてあり、ドラマで聞き覚えのあるメロディーが流れてきました。



それほど高くもないので1つお土産にと思いましたが、曲がちょっと短くて今回は一旦見送り。

次に訪れたときにもう一度考えよう。



PM 3:00

再び、小野田食堂に立ち寄り。



到着するとちょうど、1テーブル空きが出来たので入れ替わりに入店。

注文するときに、「これからそばを打つとのことで40分程待つ必要がある」と告げられました。

まぁ時間はたっぷりありますのでのんびりと待つことにします。



そして出てきた「野菜天ぷらそば（750円）」。



久々に来ましたがやっぱり美味しかったですね。つゆの濃さもちょうどいい。

最近、カップヌードルも出していて試しに食べてみましたが、そちらもなかなかの出来だったと思います。



食事を終えて、そろそろ上富良野に向けてDAKARを走らせることにします。




道道253を経由してツーリングマップルで紹介されている八幡丘の景色を観ようと思いましたが、いまひとつ場所が特定できず断念。




そのままR237を北上します。

深山峠手前で薄っすらと虹が出てます



PM 4:31

かみふらの道楽館に到着。

ゆっくり到着したつもりですが、天塩メンバーの中では私が一番乗りみたいですね。




午後5時近くになると陽が傾き始めました。

北海道も9月後半になると陽が沈むのが早いね～。



私はひと足先にお風呂を頂きました。




少し待っているとよーへいさんが到着。

とりあえずハートランドビールで乾杯！




その後、ちんさんも到着されて、三方六の切れ端の差し入れ。　ありがとうございます！




料理色々。




Nagaさんご夫妻、Ken*2さんも到着し、全員が揃ったところで乾杯！




メインディッシュ




恒例の撮影大会です




撮影会がひと段落すると、sottooさんが切り分けてくれます。




葡萄と…




三方六のデザートで〆。




最後はken*2さんの差し入れでかなりいい具合に酔ってきました♪



あまり覚えていませんが、10時頃に就寝したような気がします。。。

食事にお酒に愉しい話。



北海道最後の夜は最高の夜になりました～♪



■本日のルート

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