★前々回記事:GPSMAP62SJの説明記事は
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★前回記事:GPSMAP60CSとGPSMAP62SJの比較記事は
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■新モデルの良い点
・GPS測位できないトンネルなどでもある程度現在地を予測して記録してくれる。(地図が古いとダメ)
・GPSの測位精度がかなり高い。(多少の障害物でも衛星を捕捉し続けてくれる。フェリー移動中に窓際に置くだけでOK!)
・登録できるウェイポイントが2倍に増えている。(旧モデルは上限1,000ポイントで、全て使い切ってました…)
・日本全国の地図全てが本体メモリに格納できる。(旧モデルは行き先に合わせて容量の範囲内で都度、入れ替えが必要)
・microSDカードの容量が許す限り、標準設定で数千キロ分の軌跡ポイント数を保存できる。(旧モデルは1,000km程度でした)
旧モデルで不満だったGPSの精度と軌跡保存数、地図の格納容量と登録可能ウェイポイント数上限は解消されていました。
ただ、かなり熟成されていたGMSmap60CSに比べると新モデルはまだいくつか改良点(特に操作面)がたくさんあります。
■新モデルで改善してほしい点
・基本インターフェース(GPSmap60SJに比べて、多くのボタン操作が要求される)
→ 例えばポイント検索時に、同じボタンの2度押しで済んでいた旧モデルに比べて新モデルは途中でロッカーキーの
操作が要求される。また、ナビ開始時に"出発"ボタンの押下などが要求される。
→ 結論としては、旧モデル(GPSmap60SJ)と同じインターフェースを選択できるようにしてほしい。
・ボタン操作が直感的でない。
→ 特に"戻る"ボタンを押したときに、頭の中で考えている1つ前の画面に戻ってくれない。
・ボタンの操作中に固まるときがある。(バグ?)
→ 4~5秒ほど固まることが1日に1~2回ほど起こる。
・ルート検索で長距離検索させると、途中の区間が直線で結ばれることがある。(バグ?)
→ 東北ツーリングで500kmオーバーのルート検索させると、ほぼ確実に発生。
・バイク用固定マウントの作りが華奢。
→ 本体とステーがキッチリ固定されていない。
→ 樹脂が多様されていて、1年も使っていると樹脂部分が割れてきそう。
・マップソースからウェイポイントをGPS本体にダウンロードすると、ウェイポイントが重複して登録される。(バグ?)
→ ウェイポイントをダウンロードするときは、事前にGPS本体側の全てのウェイポイントを削除しないといけない。
・地図画面表示時に、GPS測位状況や電源の供給状況(AC電源 or 電池)の表示と、電池駆動時の電池残量表示
→ 新モデルではページ操作をしないと表示されない。
・USB接続による電源供給方法(USB端子の防水カバーを外すと水が進入する恐れが高い)
→ USB電源駆動させる際、起動直後にストレージモードになり、1分程度経ってからようやくナビ機能が立ち上がる。
→ 旧モデル(左)は電源ケーブルを接続しても水の浸入によるショートはしませんでしたが、新モデル(右)は隙間ができて
USB端子に水が容易に浸入してきます。(少し粉を拭いてる?)
まだ、国内で発売されてからまだ、半年程度。
今回はちょっと否定的な記事になってしまいましたが、これからももっとこのナビを使い倒したいと思っています。
次期ファームウェア提供時にはバグの改善は実現してほしいところです。
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