AM 5:36
十勝平野に久々の日が差し込む。
ようやく長い雨が明けたようだ。( ´ー`)y-~~
この天気に、雨で沈没していたライダーが出発の準備を進めている。
やはり皆、どことなくウキウキしているようだ。
バイクは天気が良くないと気分も8割引きだから当然だ。
DAKARをガレージから引っ張り出してあっという間に出撃準備完了!
AM 6:51
ライダーハウスPITを出発!
昨日の「有楽町」で一緒に食事をとったヤングライダーの見送りを受ける。
とてもありがたい。
このPITでの思い出をきっかけに「ホッカイダー」として来年の渡道を期待したいね。
それでは皆さん、どこか北の大地で再開しましょう!
雨が上がったばかりの帯広の町をDAKARで駆け抜ける。
風は冷たいがやっぱりバイクで北海道の地を走るのは気分がいい。
この気持ちよさを味わえるのなら、多少
「北に大地に試されても」仕方ないよね。
取り敢えず「ナイタイ高原」を目指すが、酪農地帯特融の朝霧に包まれてしまった・・・
さっそく、
「試されている」ようだ・・・ ( ´ー`)y-~~
「ナイタイ高原」に近づくと朝霧は晴れてきたが、空が曇っている。
十勝平野一帯に低い雲が漂っているのか?
ひょっとしたら、標高を上げると雲海が見えるかもしれない・・・
DAKARのスロットルに力が入る。(だが、馬力は出ない w
その後も所々で雨が降った跡を通過する。
長い雨だったから所々で雨雲が残っているのかな?
「
ナイタイ高原牧場」へのゲートを通過して牧草地帯のなだらかなカーブを抜ける度に標高を上げていく。
灰色の雲の向こうにすこしづつ青空が見えてきた!
AM 7:53
「ナイタイ高原牧場」の駐車場に到着!
まだ早い時間なので、観光客は私だけの様だ。
ちょうど「雲」の上に出た場所が駐車場となっていて、鮮やかな青空が広がっている。
雲の上限の「際」にいるらしく、目の前の雲が目まぐるしく形を変えている。
雲の隙間から麓を覆う「雲海」が時々、見え隠れしている。
風が収まると目の前の雲が晴れて、綺麗な雲海が見えるかもしれない!!!
が!しかし!!
今年の「空回りしている北海道ツーリング」はなかなか思うようにコトが進まないのだ。
風が高原に向かってくるように吹き始め、麓で漂っていた雲が駐車場を覆うように流れてきたらしい。
少し待てば風の向きも変わるかもしれないと、付近を散策しつつ時間を潰すが・・・
AM 8:54
結局、1時間ほど待ったが状況は改善せず・・・
これ以上、貴重な時間を浪費することはできず、心残りはあるがこの場を去ることにする。
「雲中」から「雲下」へ。
麓に下りると、わざわざ曇りゾーンに戻ってきた感じで釈然としないが、自然現象なので抗うことはできない。
これはまた、いつかの日までの宿題として残しておくことにしよう。( ´ー`)y-~~
AM 10:13
この後の「峠越え」を控えて、DAKARへ給油する。
日時:9月20日 10:11
距離:438.7km
給油:14.56L
単価:130円
燃費:30.13km/L
しかし、北海道に来るとDAKARの燃費は飛躍的に向上するね。
ガスを満タンにしてR273(糠平国道)を北上する。
最初は曇っていた空も・・・
標高を上げていくと徐々に回復してきた!
AM 10:51
途中、
三股山荘に立ち寄り。
今朝は朝食を食べ損ねているので、以前から目の前を通過していただけのココで食べると決めていたのだ。
ログハウスの建物に入ると雑貨が所狭しと並んでいる。
タウシュベツ橋や水中で凍結している泡の写真?もすごい。
北海道の自然の神秘さを感じることができる。
腹が減っているので早速メニューを確認。
ここは定番メニューの「牧場のビーフライス」を注文することにした。
この日は少し混雑していて、15分ほど待って出てきた。
スタッフもフロアから見る限り、2名程度。 厨房に1名程度だろうか・・・
まだ早い時間なのでこの程度で済んだが、混雑する時間帯だともう少し待たなければならないかもね。
さて、肝心の料理は山芋と北海道産の牛肉を混ぜてハンバーグの形に成形したもの。
鉄板の柵状の焼き目も食欲をそそるね。
自然志向のあっさり味付けと思ったが、これが意外と味付けがシッカリしている。
店内にはこんな注意書きも。
目の前の国道(R273)は交通量も少なくスピードが出がちなので気を付けないとね。
さて、次の目的地の旭川を目指す。
白樺並木を抜けるこのルートが結構好きだ。
この景色を見ながらキャンプしたいね。(クマが怖いけど・・・ (-"-)
定番の「松見大橋」の写真をパチリ!
この景色も雄大な北海道の自然を感じる定番的なものだね。
その後も順調にコマをすすめるが、R39(大雪国道)に入り層雲峡を過ぎたあたりで向かう方向に怪しい雲が・・・
路肩にDAKARを停めて雨雲の状況を確認する。
今年の北海道は所々でゲリラ的に雨雲が発生する傾向があるので油断ならないのだ。
やはり・・・
あちらこちらで雨雲が発達してきているようだ・・・
ということで予めココで雨合羽を着ていこうとガサゴソ・モタモタしていると・・・
本格的に降ってきたーーー!!
被害は最低限で済んだが、相変わらず手を抜かない「試される大地」。
雨の中をDAKARで再出発する。
PM 1:09
旭川紋別自動車道(無料区間)の上川層雲峡I.Cから高速移動する。
雨雲の様子にあったように、降ったりやんだりを繰り返す状況。
でも道民はこの天気でも構わず速度を上げてくるね。
DAKARではあまり無理をできないので、法定速度を守りつつ雨を耐える。
PM 1:27
比布北I.Cから一般道へ。
R40(名寄国道)を北上する。 剣淵にある気になっているお店に立ち寄りたいのだ。
PM 1:56
「
駅前旅館」に到着。
今晩の宿泊予定地・・・ ではなく、この旅館併設の食堂が絶品ということで立ち寄ったのだ。
この暖簾をくぐって店内へ。
ここでは
「ラーメン&カレーセット」がおススメとのことで躊躇なくオーダーした。
待っている間に不安定な旭川周辺の雨雲をチェックする。
相変わらず不規則に雨雲が発生している。
こりゃあ、打つ手なしだね。
食後も雨合羽を着ていく必要がありそうだ。
そうこうしているうちにお目当てのセットが運ばれてきた!
ラーメンは豚骨醤油ベースで魚介の風味が豊かな一品。 シンプルなトッピングだがかなり美味い。
そして、カレーは柔らかく煮込まれたバラ肉の塊が鎮座する本格的なカレーだった。
かなり満足感があるね。 ごちそうさまでした~♪
さて、満腹の腹を抱えつつ、雨合羽を着込んであちこち雨が降っている中をDAKARで走り出す。
少し走り出すと雨は小康状態になったが雨合羽を脱げるほどではない。。。
少し蒸し暑いがこのまま本日の宿まで走ることにする。
PM 3:02
燃料の残量にはまだ余裕があったが、引き寄せられるようにホクレンスタンドへ入りDAKARに給油。
日時:9月20日 14:58
距離:174.6km
給油:6.15L
単価:132円
燃費:28.39km/L
なぜか順調に集まっている「ホクレンフラッグ」。
ツーリングキャンパーの習性なのか、ゲーム性のあるこの手のイベントにはめっぽう弱いのだ。(・´з`・)
相変わらず、所々でにわか雨が降っている。
そういえば、この近くに以前立ち寄って定休日だった店があったな・・・
PM 3:59
「
秀岳荘」の旭川支店に立ち寄り。
特に調達が必要なものはなかったが・・・
消耗品の「森林香」と「ランタン用オイル」を調達。
小さな「秀岳荘」ステッカーも記念に入手した。(トップケースに貼り付け)
さて、ここからは宿まで直行!
間もなく日が暮れそうだが、なんとか明るいうちにたどり着けそうだ。
R237(富良野国道)を深山峠に向けてDAKARを走らせると・・・
PM 5:02
「
かみうらの道楽館」に到着。
ここは、北海道ツーリングの最終宿泊日に必ず立ち寄っている定宿だ。
もはや説明不要だが、旅人への理解あるオーナーが作る絶品のダッチオーブン料理が自慢の宿だ。
周辺はパッチワークの丘が広がる絶景に囲まれて環境も抜群。
朝練で周囲を走れば
「はっ!」と息を呑むような景色に出会えるかもしれないのだ!
駐輪場には見覚えのある「ローラ」が。(*^。^*)
ちょうど同じ時期に快晴?の北海道をツーリングしていた
ねてるさんのバイクだ。
(ねてるさんの北海道ツーリングレポは同じ時期に北海道をツーリングしたとは思えないほど天気がイイ・・・)
挨拶もそこそこにシャワーでリフレッシュしたら・・・
こうなるわけで!
この宿でのむ「CLASSICの生ビール」が絶品なのだ。
6時30分を過ぎて夕食の時間
これだけの料理が並ぶ食卓。
波乱だった北海道ツーリングで疲れた体をいやすには十分なもてなしの料理だ。
今晩は10名を超える宿泊客での宴会となったが、22時頃に睡魔が襲ってきた。
翌朝の朝練にむけて早めの就寝となった。
■本日のルート
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