AM 4:15
目覚ましに起こされ、同部屋の方をなるべく起こさぬよう、そ~っと出発の準備をする。
ここに泊まったら必ず実行する【朝練】に出発するのだ。
この時間、辺りはまだ真っ暗。
DAKARのエンジンに火を入れるとあっさりと目覚めた。
R237を北上し、パッチワークの丘へ。
ふと目に入った小路にDAKARを滑り込ませると・・・
偶然、見晴らしのいいポイントを見つけてDAKARを停車。
あれは「十勝連山」だろうか・・・ ちょうど、その山々の峰から朝日が昇ろうとしている。
気温はかなり低いが凍えるほどではない。
DAKARと共に日の出を待つ。
だんだんと稜線が赤く色付いてきた。
AM 5:30
日の出。
なんとも精々しい気持ちになる。
北海道で迎える日の出は本州のそれとは違い、格別だ。
再び絶景を求めて移動開始。
偶然通りかかった田園風景。
間もなく収穫の時期だろうか・・・
朝靄がいい雰囲気を醸し出している。
セブンスターの木の傍にある白樺並木。
ケンとメリーの木。
相当な老木の様だ。
最近は、勝手に私有地の畑に入り込む観光客が多いようで、度々こういう看板を目にした。
冷気の通り道に入ったようだ。
辺りが朝靄に包まれた。
入ったことがない小路に入る。
十勝岳を背景に。
おっと、そろそろ朝食の時間。
朝練は終了だ。
後ろ髪をひかれつつこの場を立ち去った。
AM 7:40
少し遅れたが、朝食の時間になった。
身体にやさしい御粥。
今朝は具だくさんの「中華粥」だった。
漬物はソットーさんお手製。 中華粥は1回お代わりした。
ご馳走様でした!
さて、そろそろ出発の時間だ。
ねてるさん、ソットーさんと定番の記念撮影。
今回も心地よく過ごさせていただきました。
AM 8:51
ねてるさんとローラが一足先に宿を出発。
旅の記録レポ、楽しみにしてますよ~
続けて私とDAKARも宿を出る。
AM 9:32
先ずは、十勝岳の中腹にある「
白銀荘前キャンプ場」に立ち寄り。
「ふれあいキャンプ場」の看板があるけど、別の呼び名があるのかな?
駐輪場から10段程度の段差があるが・・・
登りきると割と広い芝生のテントサイト。
トイレの建物は立派で綺麗だ。
ゴミは持ち帰りだが、500円で利用できるのは利用価値が高い。
徒歩圏内に「吹き上げ露天の湯」もあるので、富良野のアウトドアを満喫するならここがイイね!
PM 9:37
その「吹上温泉」にも立ち寄り。
何となく見覚えのあるバイクが停まっている。
駐車上を見渡すとキャンピングカーがたくさん停まっている。 殆どが「長期滞在者」っぽいのでちょっと異様な光景だった。
何となくDAKARに満載の荷物が心配になったので、立ち寄るだけでこの場を立ち去ることにする。
さらに標高を上げて久々の凌雲閣にも立ち寄ることにする。
AM 9:49
程なく凌雲閣に到着。
標高を上げてきたので結構涼しい。 雲が同じ高さを流れている。
わりと広めの駐車場だが、登山客の車で一杯だ。
凌雲閣の玄関前から麓を見下ろす風景。
十勝岳の紅葉はちょうど始まったばかりの様だ。
1人のライダーと一言二言会話をするが、すぐそこの駐車場にバイクを停めておいたら誰かに倒されていたらしい・・・
倒してもいいけど、ちゃんと元通りに起こしてくれればいいのにね。( ´Д`)y━・~~
さて、やることもないので麓に下りることにする。
AM 10:45
道楽館においてあったチラシに中富良野にある「西中直売本舗」があったので立ち寄ってみる。
富良野メロンがあれば自宅に発送しようと思ったが、9月は時期的に遅いらしく在庫なし・・・
ソフトクリームもおいしいとのことで「厳選イチゴソフトクリーム」をお願いした。
この日は珍しく日差しが強く、冷たいソフトクリームが美味しかった~
ここに材料を卸している「岩瀬牧場」が気になったので、次の北海道ツーリングで立ち寄ってみよう。
AM 11:07
続いて立ち寄ったのは定番の「
富田ファーム」。
ラベンダーを代表とした花畑と、それらを生かした様々な商品を展示・販売する中富良野を代表する観光スポットだ。
だが、短い北海道の夏は8月がピーク。
そろそろ「初冠雪」の言葉がチラホラささやかれる9月は花の季節の終わりなのだが・・・
ここの農園はまだ花のピークを保っている。
大勢の観光客でこの時期でもにぎわっていた。 (しかし、ハングル語が遠慮なく飛び交ってるね・・・)
残念ながら主役の
「ラベンダー」は時期が過ぎているが、ラベンダーに似ている「サルビア」や「ベゴニア」が見頃を迎えている。
取り敢えず「ポプリの舎」へ向かい、ここに立ち寄った目的を果たすことにする。
昨年に引き続き、「ラベンダー蜂蜜」目当てで来たのだが、やはりラベンダーでできた蜂蜜の販売は無いようだ。
ということで、お土産に1瓶購入。 これで今回の旅のミッションは全て完了となった。
ラベンダーが見られなかったので、追加のお土産を1つ購入。
自宅に居ながらにして北海道・富良野気分を味わうため、ラベンダーを種から育てるのだ。
ゆっくり時間をかけて、自宅が「ラベンダー臭」で覆われることを期待したいね。( ´ー`)y-~~
そろそろお昼時が迫ってきたので、R293経由で鳥沼公園脇を通り、R253を通って麓郷へ移動。
PM 0:14
食べログで評価の高かった
富良野 とみ川へ。
しばらく待つと注文した
「味噌トリプルチャーシュー」が到着した!
北海道と言えば「味噌ラーメン」の固定概念があり、迷わず「味噌」を注文してしまった。
だが実は、この店のおススメは「石臼挽き中華そば」らしい・・・ 完全に失敗だ。( ´ー`)y-~~ ヤレヤレ
期待の"トリプルチャーシュー"は「鶏」「地豚」「スモークチャーシュー」の種類の様だが、これも失敗だった。
おいしかったのは柔らかく仕上げられた「地豚」だけで、のこり2つは歯応えが強い肉質で好みではなかったのだ・・・
今度近くに立ち寄った時には「石臼挽き」をノーマルチャーシューで頼むことにしよう。
さて、次の目的地に向けて道道135~R452(夕張国道)で南下を開始する。
最終日のここへきてやっと最高の天気に恵まれた。
北海道はやっぱり最後にご褒美くれるよね!
PM 2:26
シューパロ湖の傍に小さな休憩ポイントがありDAKARを滑り込ませる。
ここにはシューパロダム建設に伴い湖底に沈むことになった鹿島地区の学校の記念碑が建てられている。
記念碑には「鹿島小学校」「夕張東高校」「鹿島東小学校」の名前が刻まれている。
湖底に沈んだのは最近なのだろうか・・・ 木々が立ち枯れているが腐って倒れてはいないようだ。
景色を眺めていると湖面に人工的な何かが見える・・・
あれは、鉄橋の一部?
かつてあの場所に道路があったのか・・・
撤去されずに残され、そのまま湖底に沈められたようだ。
PM 2:51
その記念碑から少し南下すると、
三菱大夕張鉄道車両保存地がありDAKARを停車。
珍しい車両が展示保存されているのだろうか・・・
幸いにも客車には入ることができた。
思い出ノートがたくさん。
冬場は雪おろしおベントが催されるなど、大切に保存されているようだ。
寄り道しすぎてあまり時間が無くなってきたので次の目的地へ急ぐことにする。
PM 3:21
快速旅団に立ち寄り。
お目当ての買いたいものがあるわけではなかったが、グランドシートを何点か地元キャンパーの希望者に購入。
団長には毎度のように
走行写真を撮っていただいた。
撮影時動画
PM 4:35
どうしても立ち寄りたくて
東千歳バーベキューにDAKARを停車。
味のある暖簾をくぐるとかつての畜舎を改造した広いスペース。
鶏にはたっぷりの胡椒が・・・
強火で一気に焼き上げる。
建物内は異様な熱気だ。 ビールが欲しくなるが、グッと我慢。
肉が焼けるころに野菜炒めも登場!
そして、出来上がり。
絶品ですよ!
食べ終わってまったりしていると、外から風が吹き込んできている!?
どうやら雨が降り始めたようだ。
ウェザーニュースで雨雲の状況を確認すると・・・
Oh・・・
いつの間にか雨雲の通り道に入ってしまったようだ。
『北の大地』は最後まで試してくるね…( ´Д`)y━・~~
雨のR234を苫小牧東港にむけてDAKARのスロットルを開けていく。
フェリーターミナル方向は明るいので晴れているようだ。
少し道に迷ったが・・・
PM 6:21
なんとか無事にフェリーターミナルにたどり着いた。
このころには雨も上がっており、合羽を脱ぐ。
間もなく乗船の時刻。
PM 7:06
そして乗船開始。
次にこのタラップを降りるのは本州か。。。
この便にはかなり多くのバイクが乗り込んできてるね。
この時期の北海道の魅力が徐々に浸透してきたかな。
PM 9:32
フェリーは定刻通り離岸。
サッポロクラシックで北海道の旅での無事を祝う。
ささやかな祝杯を上げて就寝。
■本日のルート
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